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歯列育形成(子どもの矯正)

子どもが矯正をするタイミングはいつがいい?永久歯が全部生えてから?など、子どもの矯正(歯列育形成)の方法とメリットについて、吹田市で開院25年の人気歯科・まつもと歯科の松本先生にお聞きしました。

子どもの歯磨き

子どもの歯列育形成について

乳歯が生えてきたときに気になるのが歯並びです。歯が正しい位置に生えきれないと、乱杭歯や八重歯などになってしまいます。幼いうちは顎が小さいため、狭い場所を取り合うように生えて歯並びがきれいにそろわないことも少なくありません。

子どもの歯列育形成は、顎を広げることで歯並びをよくする治療方法です。徐々に知られるようになってきましたが、積極的に取り組む人はまだ多くありません。

ここでは、子どもの歯列育形成に対する親の考え方や幼児期の食生活が子どもの歯並びに与える影響についてまとめてみました。

親はどの程度意識しているか

意識調査によると、子どもの噛み合わせの悪さを気にしている保護者は3割程度。最も気にしているのは出っ歯と開咬(かいこう:奥歯をかみ合わせたときに上下の前歯の間に隙間が空いた状態)で、前歯の噛み合わせの悪さを気にしている保護者が多いことがわかりました。

「歯並びを治したいと思うか」という質問に対しては、7割が「歯科医師に必要と言われれば治したい」と矯正する意欲が見られる結果に。一方で「歯並びを気にして歯科医院を訪れたことはあるか」という質問に「はい」と回答した保護者は1割程度にとどまり、治したいけれど積極的に歯科医院には行かない傾向が見られました。

通院に消極的な理由として、費用や矯正期間をネックに感じている保護者が多くいます。歯列育形成の重要性をきちんと認識した上で、どの程度の費用や期間がかかるかを、あらかじめクリニックに確認するとよいでしょう。[※1]

食生活が子供の歯並びに与える影響

子どもにとって離乳期は食べ物を「噛んで」「飲み込む」トレーニングの時期です。

顎をしっかり使い、噛み合わせることであごの筋肉が鍛えられます。この時、順を追って適切な硬さの食べ物を噛むことで、正しい飲み込み方も習得できるのです。逆に食べ物の選択が不適切だと、飲み込み方を習得できず「幼児性嚥下(えんげ)」が残ります。上下の唇の間に頻繁に舌が挟まり、常に口が開いた状態に。口腔内が乾燥して、虫歯が増えたり噛み合わせの異常が起こったります。

飲み込む機能をうまく身に着けさせるには、次の3つのポイントが大切です。

  • 生えてきた歯に対して食材の大きさや硬さを調整すること
  • しっかり噛んで少量でも満腹感が得られる食べ方を教えること
  • 美味しさが感じられるよう食べ物の味・匂い・色目などを意識すること

幼児期の食べ物が歯並びに影響することを、覚えておきましょう。[※2][※3]

歯列育形成のメリット

歯列育形成は、永久歯が出やすくなるようにアゴを矯正する治療法です。5~7歳ごろに施術を行ない、永久歯に生え変わる際に歯が全部きちんと生えることができる環境を作ることができます。

子どものあごの成長に合わせて治療できる

歯列育形成は子どものあごの成長を利用して治療ができます。大人になるとあごの成長が終わるため、抜歯や歯列矯正などで歯並びを整えることしかできません。しかし子どものうちであればあごの成長を促進・抑制できるので、キレイな歯並びを作りやすいのです。抜歯をする必要もありません。

歯が柔らかいので痛みが少ない

子どもの骨は、歯が埋まっていても動かせるほど柔軟性の高い骨です。そのため、歯が動いても少ない痛みで済みます。

大人に比べて適応能力が高い

適応能力が高いので、矯正装置を装着してもすぐに慣れます。歯や歯ぐき、舌などの筋肉も、治療後のかみ合わせにすぐに適応。成長するにつれてこの適応能力は低くなっていくので、子どものうちに矯正を行なうのがおすすめです。

噛み合わせが改善すると姿勢が良くなる

噛み合わせが悪いまま放っておくと、噛み続けたほうの歯がすり減り、前後左右の歯の高さに差が生じます。その差に応じて頭がやや傾くため、全身のバランスが崩れ、姿勢が悪化することに。さらにバランスを元に戻そうと一部の筋肉が緊張するため、頭痛や肩こり、腰痛、聴力障害などの症状が現れるようになります。

噛み合わせを改善することで正しい姿勢を維持し、体の不調を回避できるのです。

顔の形が整い美形になる

歯並びの矯正を行うのが低年齢なほど、顔のバランスや顎、唇などは美しい形になります。目から下の部分は上顎の骨でできていて、上顎の骨の形と歯の配列で顔の印象が決まるためです。

歯が成長するころから噛み合わせが良くなるよう調整していれば、成長に伴い美しいシルエットの顔立ちになります。低年齢から歯列育形成を始めると、男の子は、唇が整って凛々しい顔立ちに、女の子はフェイスラインの美しい顔立ちになりやすいと言われています。

歯列育形成をしないで永久歯が生えるとどうなる?

歯列育形成を行なわないまま永久歯が生えると、歯並び・噛み合わせが悪くなってしまいます。大人になるとあごの成長が止まるので、あごを広げる歯列矯正はできません。そのため、歯並び・噛み合わせを整えるために、抜歯をしなければならない場合があるのです。

子どもが成長しても歯並び・噛み合わせを治さなかった場合、虫歯や歯周病などが起きやすくなります。また、見た目へのコンプレックスにもつながることでしょう。実際に大人になって矯正治療に訪れた患者さんの中には、「子どものころから悩んでいたから、小さい時から治療しておけばよかった」という方が大半です。大人になって後悔する前に、子どものうちから治療をさせておきましょう。

噛み合わせが悪いままだと上手く発音できません。歯の隙間から空気が漏れてしまい、「サ行」や「タ行」がきちんと発音されないのです。

また、前歯や奥歯がきちんと噛み合っていないため、食べ物がうまく噛み砕けないといった問題も生じます。

開咬(かいこう:奥歯が閉じているのに前歯が開いている状態)や出っ歯などは常に口が開いているため、ドライマウスになり虫歯や歯周病、口臭の原因に。また、前歯が使えないため奥歯で物を噛むことが多くなり、顎の関節や筋肉が疲労して顎関節症を誘発してしまいます。

こうした噛み合わせの悪さは、顎の大きさだけでなくその人の癖によって引き起こされます。物を飲み込むときに舌が上下の前歯の間に出てしまう「舌突出癖」がある人は、舌で歯を押すことで徐々に噛み合わせが悪化。また、乳幼児期に指をしゃぶる癖があると、前歯を頻繁に触るため歯並びが悪くなってしまいます。

幼児期のうちに癖を治して歯列育形成をすることが、美しい歯並びを手に入れる早道だと言えます。

まつもと歯科の歯列育形成

歯科によっては小児の歯列育形成に力を入れているところもあります。しっかり診断し適切な治療を施せる医院であれば、より美しい歯並びを手に入れることに繋がるでしょう。まつもと歯科であれば、小児の歯列育形成に取り組んでいるクリニックです。また無痛治療も行っており、幅広い世代の方に通いやすい歯医者になっています。子どもの場合には無料でカウンセリングを実施してくれるなど相談しやすい環境が整っているみたいです。歯並びなど気になることがあれば相談してみてくださいね。

子どもが嫌がらない治療のコツ

まつもと歯科では子供に対して、怖くない・痛くない治療を心掛けています。子どもも来やすい歯医者の雰囲気をつくることで、歯列育形成などの治療もスムーズに進めることができるでしょう。

プレートなどを用いた歯列育形成治療や無痛治療など様々な取り組みを行っています。

治療に使う装置「プレート」

まつもと歯科では7才頃から歯並びの基礎となる、あごの成長をコントロールしながら治療を行っていきます。あごの骨は成長に伴い、徐々に固くなってしまいます。一度固くなってしまった骨は広げるなどの調節はできません。だからこそ、あごの骨が柔らかい時期に取り外しが可能な「プレート」と呼ばれる器具を口の中に装着します。

状態を確認しながら、ストレスがかからないように少しずつ広げていく治療です。プレートを使用する前は、矯正するために抜歯を行う必要がありました。また歯茎や周囲の筋肉にストレスをかけてしまうなど様々なデメリットがあったと言われています。

しかし早い時期に治療を開始することによって、デメリットを解消することができるでしょう。無理なく歯の矯正が可能です。

無料カウンセリング

本当に矯正が必要なのか迷うケースもあると思います。まつもと歯科では初診時に無料のカウンセリングを実施。歯並びや治療、費用など何か不安なことがあれば、気軽に尋ねることができるでしょう。

また、より詳しいカウンセリングが行えるように必要に応じて、お口の中の検査やレントゲンの撮影を実施。検査後に、検査結果について詳しく解説してくれます。さらに、その結果に応じて治療方針や費用なども丁寧に説明してくれるようです。

そのため矯正に関する不安を最小限に抑えた状態で、治療を行うことができるでしょう。もちろん治療について納得が出来なければ、行わなくても構いません。まずは矯正が必要な状態かどうかなど診てもらってはいかがですか?

無痛治療を提供

麻酔の針を刺す、一瞬の痛みでも子供は不安を感じてしまうでしょう。一度不安になれば、歯医者が怖いと思っても仕方ありません。

まつもと歯科では痛みのない治療を徹底しています。まず超極細の針にて麻酔を実施。さらに麻酔薬の温度は痛みを感じにくい36℃に調整するなど、万全の体制を整えています。また痛点をよけて刺す、ゆっくり麻酔薬を挿入するなど無痛治療を実施してくれるようです。

さらに治療中も不安にならないようにソフトな行動を心掛けています。乱暴に器具を扱うと、子どもにとってストレスがかかってしまうでしょう。また声掛けなど行い、最大限怖くない治療を目指しています。そのため小さな子供でも、歯医者を怖がらないようになるはずですよ。

モニターを完備

治療中、無音の状態だと少し怖さを増すかもしれません。とくに歯医者はドリルの音など独特の金属音が響いてしまいます。そうなれば緊張してしまい、泣いてしまう子供もいるでしょう。

まつもと歯科ならチェアにモニターを完備しています。治療中もアニメなどの映像をながしてくれるため、アニメに夢中になっているタイミングで治療を行うことができるでしょう。子どもの年代に合わせて、多数のコンテンツを用意しています。そのため小さなお子様から小学生まで幅広い年代にアニメを愉しんでもらうことができるでしょう。

インフォームドコンセントの徹底

どんな治療をされるのかわからなければ、不安になって当然です。たとえ小さなお子様でも治療内容を説明してくれます。専門用語などは用いずに、分かりやすく説明してくれるでしょう。もちろん子供の場合には、保護者にも治療についての説明を行います。どのような治療なのか理解できれば、安心感につながるでしょう。もちろん不安に思った点や分からなかった点なども質問することも可能です。少しでも気になることがあれば遠慮なく質問してくださいね。

しっかり治療に納得した上で、施術を開始してくれるため子供にとっても保護者にとっても信頼できる歯医者になるでしょう。

今後、虫歯にならないためのセルフメンテナンスの方法についても、優しく指導してくれます。可愛いぬいぐるみを使ってブラッシングの仕方など教えてくれるため、子どもでも理解しやすいでしょう。自分でブラッシングを覚えることで、虫歯や歯周病などの予防に繋がりますよ。

TSD法を用いて治療する

子どもの歯科治療にはTSD法を用いています。

  • これからどんな道具を使ってどんな治療をするかを話す(Tell)
  • シャワーから水を出す、風をほっぺたに当てるといった道具の動きを見せる(Show)
  • 鏡で様子を見せながら治療を行なう(Do)

この3つの方法を用いることで子どもの恐怖心をなくし、落ち着いて治療が行なえるようにしています。

笑気麻酔でリラックス

治療の際に笑気麻酔を用いることがあります。安全性の高い笑気ガスは、治療を不安がる子どもに効果的です。保険適用内なので、費用について気になる方は確認してみましょう。

まつもと歯科総院長・松本正洋先生より

松本先生の画像

松本 正洋歯科医・医療法人真摯会理事長

子どもの矯正は、実は矯正専門医であっても断る医師もいるくらい、難易度が高いのです。なぜなら、子どものあごの成長を予測し、場合によっては成長の力を利用した治療計画を考える必要があるからです。

大人の矯正と同じように考えていると、失敗します。

お父さん・お母さんのどちらかが歯並び悪かったというようなご家族は、お子様も早いうちから歯列育形成を検討するのがおすすめです。永久歯が生えそろってからよりも、楽ですよ。


まつもと歯科

所在地
大阪府吹田市山田東2-1-1
アクセス
阪急千里線「山田駅」より車で9分
※駐車場26台完備
電話番号
06-6878-4500

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[営業時間]
月~土:9:00~13:00/14:00~20:00

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参考資料

サイト監修・松本先生(まつもと歯科)