入れ歯

自分の歯を失ったとき、最初に思いつく治療が「入れ歯」ではないでしょうか。そのまま歯を失った状態であれば、食物を噛み切ることができなくなってしまいます。人工的な歯を入れることによって、咀嚼をうまく行うことができるようになるでしょう。その結果、生活の質の向上にも繋がります。

ただ、そんな入れ歯にはメリットばかりではありません。使用するにあたってデメリットもあります。

そこで吹田市で25年歯医者さんを営んでいる松本先生に、入れ歯について聞いてきました。入れ歯のメリットやデメリットなど詳しく把握してくださいね。

そもそも入れ歯とは?

入れ歯とは、何らかの原因で失った歯の代わりに使用する人工の歯のことです。状況によって部分入れ歯や総入れ歯、ブリッジに分類することができるでしょう。まずは、それぞれの種類についての特徴について紹介します。

部分入れ歯

部分入れ歯は、部分的に失った歯の形態と機能を回復するために用いられます。1本でも歯を失った時にも対応していて、健康な歯が多く残っている場合に使用される治療法です。部分入れ歯は、抜けた歯の粘膜になるピンク色の床(義歯床)、残っている歯で支えるためにかけるバネ(留め具)、そして、人工の歯で作られます。

差し歯とは異なり、取り外しをすることができます。そのため合わなくなってくる、違和感を覚えるなどの症状があれば簡単にメンテナンスをすることも可能です。

部分入れ歯の費用相場

3割負担で5,000円~14,000円前後/自費で150,000円~2,000,000円前後
補う歯の本数によって、値段が前後します。

総入れ歯

総入れ歯とは歯が1本も無い場合に用いられます。ピンク色の床(義歯床)と人工の歯で作られ、簡単に取り外しが可能です。また総入れ歯を初めて使う場合や作り替えた時、最初は総入れ歯に舌や頬などお口まわりが慣れていません。そのため柔らかいものや小さく刻んだ食べ物から摂取し入れ歯に慣らすように練習を行います。

口腔内で粘膜が薄い箇所は、総入れ歯を入れた当初、痛みが発生することもあるでしょう。そのため総入れ歯は、こまめに微調整を繰り返しながら自分に合ったものを作り上げていきます。

総入れ歯の費用相場

3割負担で10,000円~15,000円前後(上下どちらか)/自費300,000円~3,000,000円前後
※どのような素材のものを使うかによって、値段が異なります。

ブリッジ

厳密に言うと、入れ歯とは異なります。しかし失った歯の機能を回復させる方法の一つとして、ブリッジという治療法があります。ただブリッジを選択する時には、健康な歯への影響を考慮しなければなりません。それは失った歯の前後の歯を削り、ブリッジを行うからです。そのため前後の歯が健康な場合には、削るというデメリットが発生してしまうでしょう。また前後の歯には神経が通っていなければ、ブリッジを行うことができません。ブリッジを行うためには、多くの条件をクリアした場合のみ選択することができます。

ブリッジの装着感は、比較的に良いといわれる技法ですが、口腔内の衛生状態が悪くなることもあります。そのためブリッジは、生活習慣によっては向かないこともあるでしょう。そのためブリッジを行う際には、信頼できる医師とカウンセリングを行いながら検討することが大切です。

ブリッジの費用相場

3割負担で21,000円前後(前歯1本)
奥歯であれば11,000円前後で行うことができます。

入れ歯は自分に合うものを選びましょう

歯を失って入れ歯をするならば、歯科医と相談して、自分に合うタイプを選ぶことが必要です。なぜならば、見た目や手入れの問題だけではなく、お口の中の状態が重要になるためです。また、総入れ歯を入れたことで、粘膜を傷つけてしまうことがあります。それぞれの入れ歯にはメリットとデメリットがあるので、歯科医の指導のもと、自分にあうものを選ぶようにしましょう。

まつもと歯科の入れ歯の種類

上記のように一般的な入れ歯も、それぞれに特徴があり決して悪いものとは言い切れません。しかし人によっては噛みにくいなどの症状をきたす場合もあるでしょう。そうなれば装着自体が億劫になってしまうケースもあるようです。せっかく作った入れ歯でも関わらず、使用しなければ意味がありません。

まつもと歯科は、そんな入れ歯の悩みを解決できそうな種類の入れ歯を取り入れています。たとえば金属素材やプラスチック素材で作られるものなど、種類も豊富です。それぞれの特性を知って、歯科医と相談し自分に合うタイプを選びましょう。従来の入れ歯に対して不満がある方は、ぜひ相談してみてくださいね。

磁気入れ歯

磁気入れ歯は、磁石を使って入れ歯を固定します。えずきにくく装着しやすいのが特徴となり、入れ歯の前後の歯はさまざまな状態に対応が可能です。

磁気入れ歯の治療方法

磁気入れ歯の場合、装着する部分のアタッチメントは、一般的に歯根の上になります。また、前後の歯やインプラントをした歯にアタッチメントを付けることができ、さまざまなケースに対応しています。そして、従来の入れ歯にあるバネ(留め具)を取り付ける必要がないため、入れ歯が目立たないメリットもあります。上あごを磁気入れ歯にする場合、入れ歯の真ん中にある口蓋の部分をくりぬくことができます。そのため、入れ歯でえずく悩みを解消できます。

磁気入れ歯のメリット

  • 見た目が良い(バレにくい)
  • 入れ歯のガタつきがなく、安定している
  • 装着時の違和感が少ない
  • 咀嚼時の感触が良い
  • 着脱がしやすい
  • 他の歯にストレスをかけにくい

磁気入れ歯のデメリット

  • 固定力が弱い、歯の本数が少ないと使用困難
  • 歯根が残っている歯が必要
  • MRI検査を受ける前に手続きが必要(事前に歯科医院に行って処置が必要)
  • 磁気アレルギーには使用不可

磁気入れ歯はどのような方に向いている?

従来の入れ歯では、うまく咀嚼ができなかった人に適しています。また咀嚼時にえづくなどが起こりやすいひとにもおすすめでしょう。

また金属のバネが見えることに不満がある人にも最適です。つまり磁気アレルギー以外の人であれば、磁気入れ歯は使い勝手のいい入れ歯になるでしょう。気になる方は医師に相談してみてくださいね。

まつもと歯科の磁気入れ歯の料金

  • 磁気入れ歯・・・1組 50,000円+消費税(入れ歯は別途)
    例:入れ歯250,000円(コバルト床義歯)+(磁石2組 (50,000円×2本=100,000円)=合計350,000円+消費税

ロケーター義歯

ロケーター義歯は安定性に優れている入れ歯です。今現在お使いの入れ歯を利用することもでき、治療が早く済みます。一般的なインプラント治療と比べて価格がリーズナブルなため、費用面でも安心。

ロケーター義歯の治療方法

ロケーター義歯は歯ぐきにインプラントを埋め込み、ロケーターとよばれる器具を取り付けます。入れ歯にはロケーターと密着する留め具を取り付けます。高い安定性があるため、食事中に入れ歯がずれたり外れたりすることがなく、硬い食べ物でも安心しておいしくいただけるといわれるタイプ。また、総入れ歯が難しいケースでも、ロケーター義歯なら治療が可能となります。取り外しも簡単で負担が少ない治療法です。

まつもと歯科のロケーター義歯の料金

  • ロケーター義歯・・・1組 60,000円+消費税(入れ歯は別途)
    インプラント50万円(250,000円×2本)+ロケーター12万円(60,000円×2本) +今お使いの入れ歯(費用¥0)=合計620,000円+消費税

金属床義歯

金属床義歯は、入れ歯の骨格部分が金属でできています。そのため強度が強く、噛みにくさを解消します。また、使用感が比較的、自然の歯と近いのが特徴です。

金属床義歯の治療方法

治療方法は、従来のプラスチック製の入れ歯とさほど差異がありません。金属部分が薄く作られるので、えずきにくくなり熱を通すため温かい料理をおいしくいただけます。その薄さは、従来のプラスチック製と比べ1/3程度。また、入れ歯の骨格部分が金属で固定感が高いため、バネ(留め具)をかけた歯への影響がほとんど出ません。そのため、安心をして毎日をすごせるようになります。

まつもと歯科の金属床義歯の料金

  • 金属床義歯・・・コバルト床(超精密義歯)250,000円+消費税
    チタン床(超精密義歯)300,000円+消費税

スマートデンチャー

スマートデンチャーは、金属のバネ(留め具)が見えることを解消する入れ歯です。バネ(留め具)はありませんが従来の入れ歯と比べで強度が高く、適合精度にも優れています

スマートデンチャーの治療方法

スマートデンチャーは入れ歯の骨格を金属で作り、留め具には金属のバネを使用しません。スマートデンチャーは健康な歯の上に人工の歯をかぶせるイメージの入れ歯となり、柔らかく弾力のある素材で違和感も少なくなります。唾液の吸収が少ない素材を使用するため、従来の入れ歯で起こっていた唾液による口臭をスマートデンチャーでは抑えることができます。

まつもと歯科のスマートデンチャーの料金

200,000円+消費税
250,000円+消費税(スマートデンチャーに金属床を併用して噛む力を強化する場合)

まつもと歯科の保証期間

まつもと歯科で設けている保証期間は3年です。通常の使用で劣化した場合などに適用されるもので、硬いものを食べて入れ歯を割ってしまった時などは有料となります。また、ロケーター義歯のロケーターキャップの交換は、有料となっています。分割での支払いプランもあるので、入れ歯を検討しているならば問合せをしてみましょう。

「松本先生」に聞いた入れ歯のお手入れ方法

入れ歯にも歯と同様に、プラーク(最近の塊)が発生したり歯間に食べ物が詰まったりします。また、プラスチック製の入れ歯は唾液を吸収するため、口臭の原因にも。入れ歯を清潔に保つことは、残っている歯の健康にもつながります。入れ歯のお手入れが不足していることが原因で、歯周病や虫歯になることがあるためです。

入れ歯のお手入れの方法

入れ歯のお手入れは、毎食後と就寝前に行ないます。食事の後は、入れ歯を流水で洗います。その後は入れ歯専用のブラシや歯ブラシを使って優しく磨いてください。バネ(留め具)付近は特に汚れが溜まりやすい部分。丁寧にしっかりとケアをして清潔に保つよう心がけましょう。また、プラスチック部分は、ブラッシングをしすぎると摩耗してしまいます。表面がすり減ることで、入れ歯のフィット感が弱くなり違和感をおぼえることも。そのため、適切なお手入れを行なうことが重要となります。

就寝間の入れ歯のお手入れ

就寝前は入れ歯をゆすいでブラッシングし、入れ歯洗浄剤で入れ歯をお掃除します。洗浄剤を使うことで、食後のお手入れで取り除けない細菌などを除去できます。歯洗浄剤は一日一回、必ず使用してお手入れをしてください。洗浄剤の浸漬時間や使用方法は、事前にしっかりと読んでおきましょう。

そして、浸漬が終わって入れ歯を使う前には、入れ歯専用のブラシや歯ブラシを使って優しく洗います。汚れが浮き上がっていたり洗浄剤が残っていたりすると、お口のトラブルにつながりかねないためです。

まつもと歯科総院長・松本正洋先生より

松本先生の画像

松本 正洋歯科医・医療法人真摯会理事長

入れ歯は歯ぐきがやせてくると合わなくなることがあり、合わないまま使っていると粘膜を傷つけたり、バネをひっかけている歯が悪くなってしまたりといった、様々なトラブルの原因となります。そのため、入れ歯を作った後もしっかりとアフターサポートを行なってくれる病院にお願いするようにしましょう。

また、入れ歯には複数の種類があり、それぞれの入れ歯にメリットとデメリットがあるので、自分に合うタイプを選ぶことが必要です。まつもと歯科では複数種類の入れ歯をご用意して、患者様のお悩みに対応できるようにしています。

入れ歯に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度来院してみていただければと思います。


まつもと歯科

所在地
大阪府吹田市山田東2-1-1
アクセス
阪急千里線「山田駅」より車で9分
※駐車場26台完備
電話番号
06-6878-4500

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